今日は双子の誕生日!

あーもうこんな時間になってしまいました。今から6年も前は108cmのウエストで大きなお腹でベッドから動けなかったっけ。早いなー。
5組の双子ママが1ヶ月の間に出産するなんて20年間看護婦しているベテランさんでもありえないっていってたもんなー(笑)双子専用の胎動を確認するマシーンは2台しかなくて1回1時間もかかるので順番待ちだった。我が家の双子も私のお腹の中で元気に動いていたっけ。G.W前だったので先生がいなくなる(お休み)という単純な理由で手術が今日になったのだ!こんなんで子供の誕生日が決まってしまって腹ただしい。私は男の子2人と聞いていたので「やっぱ、5月5日が双子の誕生日にふさわしい!」と思っていた。母は私なのだから私の意見が大事で当然そうなるべきである。しかし、医者の休みが重要視された。それもそのはず、当時の私は医者がいなければ切腹もできない愚か者だ。
まんまと医者の言いなりでことが進んでしまったのである。
自然分娩もありと医者にいわれたが、「そんな恐ろしい事誰がするもんか!」とあえて切腹を選んだのである。さらに愚か者である。
考えてみたら、2回も陣痛がくるなんて死んでしまう。
あー恐ろしい。考えただけでも身震いする。
1度は自然分娩も考えたが、その後医者に「陣痛がきて1人産んだと思ったら次の子が急に逆子になって帝王切開になることもあります。その場合手術室に移動して急遽帝王切開出産となります」と宣告された。
なーーーーーにーーー!冗談じゃない。1番最悪のパターンだ。
まあ、考え様によっちゃ、1度に自然分娩と帝王切開を経験できるので1つぶで2度おいしいってやつですか。
私は出産の陣痛を回避するためにざばーーーっと横に刃物を入れることにした。子供の泣き声が聞こえてその後、すぐもう1人の子供の泣き声が聞こえた。2回も違う赤ちゃんの声が聞こえた。その時いっぺんに双子のママになった感動は生涯忘れることはない。双子ってすばらしい。
感動の直後ざばーっと切られたお腹はボンドでくっつけられた。
しかし、刃物で切った人間の皮膚をボンドで修正できるなんて。この時代に産まれていてよかった。世界の医学の進歩はすごい!ばんざい!
術後胎盤収縮に苦しめられ3日食事ができなかった。
双子はNICUにいて小さなクーペに入って気持ち良く眠っていました。
かわいかったなー。本当に本当に大きくなりました。


(カエルのパンツかわいいでしょ?)

そんなこの子達も来年はピカピカの1年生です。
大好きな我が家のやんちゃ双子ちゃん心からお誕生日おめでとう!
これからも元気いっぱい大きく成長してね。

 〜愛を込めて母より〜